インド映画はなんか面白い。X(ツイッター)でも話題になることが多い。
どうしてかはわからないけど、最後まで見れてしまう。
インドの歌もいい感じ。
今日はそんなインド映画を紹介します。
『マダム・イン・ニューヨーク』(原題:English Vinglish)っていう映画を観たことありますか?この映画、ちょっとした勇気を持って一歩を踏み出すことで、どんなに大きな変化が訪れるかを教えてくれる素敵なストーリー。
自分の価値を認めてもらえない専業主婦が一念発起し、英語が苦手というコンプレックスを克服して誇りと自信を取り戻していく姿を描いたインド製ドラマ。
この記事では、映画の主人公シャシの姿から学べることをシェアしながら、読んでくれているあなたにも「自分も何か新しいことに挑戦してみよう!」と思ってもらえるような内容になっています。
特に、スモールビジネスを始めてみたいけど、ちょっと不安…という女性に向けて書いています。
主婦から一歩踏み出した勇気ある女性
『マダム・イン・ニューヨーク』の主人公は、インドの主婦シャシ。彼女は家族をとても大切にしていて、料理が得意な普通の主婦です。でも、彼女にはひとつだけ悩みがありました。それは英語が苦手なこと。家族からも「英語ができないからダメなんだ」なんて言われて、自信を失っていたんです。
そんな超美人な主人公。名前はシャシ。根っからのヒンドゥー教徒で、喋る言語もヒンドゥー語。インドの民族衣装を普段から着ていて、料理が上手。インド的な意味で、まさに、昔からよくいる主婦像そのもの、主婦の鏡って感じの女性。なのに、家族からは、家事は料理は出来るけど、「それしかできない女」だと思われていて、夫どころか自分の子供にさえ馬鹿にされる始末。
中でも特に笑われてたのが、英語が喋れないこと。インドでは、ある程度の学校に行っていたら、英語は喋れて当たり前。だから、話せない、理解できないことは恥ずかしい、という感覚が社会に根強い。
そんなシャシが、ニューヨークに住む姪の結婚式のために、ひとりでアメリカに行くことになります。英語が話せない彼女にとって、これはかなりの挑戦!!でも、この旅が彼女の人生を大きく変えることに・・・。
新しい世界に飛び込むシャシの勇気
ニューヨークに着いたシャシは、珈琲一杯もお店で注文できない。文化の違いも知らないから、周りの対応がとても冷たく見えて、泣いてしまいます。
そこで、見知らぬインド人が優しい言葉をかけてくれる。旅中のこういう人のやさしさは身に沁みるのはわたしにもわかります。
言葉の壁に苦労しながらも、彼女は偶然バスの広告でみた「英会話教室」に心惹かれ、内緒で通い始めます。そこで新しい友人たちと出会い、英語を学ぶ楽しさを知り、自信をつけていく。シャシが英会話教室で「アイアムシャイ」って自己紹介するシーンは、彼女の不安と決意が詰まっていて、とても印象的です。
「新しい挑戦を始める時のドキドキ感」が伝わってくるんですよね。観ているこっちまで緊張してしまうんですが、同時にシャシの頑張りに心が温かくなります。
スモールビジネスを始める勇気をもらえる映画
映画を観ていて感じたのは、シャシが「自分にできること」を見つけ、それを活かして新しい挑戦をしているということ。実はシャシ、家族のためにお菓子作りが得意だったんです。それを英会話教室で話すと、先生からあなたは〝entrepreneur〟だねと。ここで、シャシは「起業家」という単語を覚えます。嬉しそうに何度も唱える。そして、それを活かしてニューヨークで新しい道を切り開いていくんです。
これって、スモールビジネスを始めたいと思っている私たちにとって、すごく大事なことなんじゃないかなと思います。自分が得意なことや好きなことを活かして、それをビジネスにする。シャシが英語を学んで自信をつけたように、私たちも小さな一歩を踏み出すことで、きっと新しい道が開ける。
シャシの変化から学ぶ「自分らしさ」の大切さ
シャシは英語を学びながら、自分らしさを取り戻していきます。それは、彼女がただ英語を話せるようになるだけでなく、自分の価値を再確認することができたからなんです。家族のために尽くすだけのシャシから、自分の夢や目標を持つシャシに変わっていく姿は、観ている私たちにも大きな勇気を与えてくれます。
スモールビジネスを始めるとき、私たちも「自分らしさ」を大切にしたいですよね。自分が何を大切にしているのか、何をやりたいのかを考えることが、ビジネスの成功につながるはずです。
「挑戦することの大切さ」
『マダム・イン・ニューヨーク』の中で、シャシは自分を変えるために、いくつもの挑戦をしていきます。その挑戦は、時に失敗することもありますが、彼女は諦めません。むしろ、失敗を乗り越えることで、さらに成長していくんです。
これって、ビジネスを始める時も同じ。新しいことを始めるときは、誰だって不安になりますし、うまくいかないこともあるでしょう。でも、その一歩を踏み出すことで、私たちは新しい自分に出会える。
あなたにもできる!スモールビジネス
この映画を見るときっと「自分も何かを始めてみよう!」という気持ちを思い出すことができます。シャシが新しい挑戦を通じて自分を変えていったように、私たちも小さな一歩から始めてみることが大切。小さな一歩からはじまらないことなんてないですからね。
スモールビジネスは、決して大きな投資が必要なものばかりではありません。むしろ、自分の得意なことや好きなことを活かして、小さく始めることができるのが魅力です。例えば、手作りのアクセサリーをネットで販売したり、自分の経験を生かしてコンサルティングを始めたり、できることはいくらでもあります。
シャシのように、自分に自信がなくても、一歩踏み出すことで何かが変わるかもしれません。もし今、何か新しいことを始めたいと思っているなら、この映画がきっと背中を押してくれるはずです。